・風邪の季節がやって来ました                           12月
昔、故野口先生が「風邪の効用」という本を出版されました。有名な本なので私も読みましたが、人間が元気に生きて行く為には「風邪」を引くことがいかに大切な事なのかという内容だったと記憶しています。
そして、野口先生は弟子たちに「風邪も引けないような鈍い体では行けません」と言っていたそうです。
私も同じように「風邪は万病の元ではなく、風邪は万病を治す」と常々思っている一人です。
風邪は病気を改善させるだけではなく、予防したり、体の中に溜まった「いらんもの」を掃除してくれる素晴らしいものなのに、世の中の人々は、お金まで払って予防接種し、インフルエンザと言う「大掃除」のチャンスを逃しているんですよね(信じられない)。
また、風邪薬や解熱剤で不完全燃焼に終わらせ、燃え残ったもの(いらんもの)が後々体内で悪さ(ガン等)をするようになると考えます。
さあ、これから3ケ月ほど絶好のチャンスがやって来ますが、あなたの選択肢は・・・?。
付け加えておきますが、風邪を引く必要のない人は、いくら風邪引きさんやインフルエンザにかかっている人にすり寄って行っても、移る事はありませんよ。
   それでは、よいお年をお迎えください。
 ・大丈夫?                                  11月
病気の主な原因は「冷え」「食べ過ぎ」「ストレス」と考えますが、皆さん大丈夫?
このことは、これまで何度も何度も「ひとりごと」を言って来ましたが、このコーナーを見ている方は大丈夫ですよね。
「冷え」「食べ過ぎ」は、これからの季節、特に気を付けましょう。暖房器具で温めるのは、冷えを防ぐどころか逆効果で、ちゃんと食べた物を燃やして36.5度の体温を作ることが「免疫力」になります。
それと、日常的に食べ過ぎている人は、糖尿病や高血圧だけでなく将来「認知症」が心配ですね。
また、ストレス(精神的)を溜め、靴下もろくにはかない人はガンも心配になってきますよね!。
もう一度、ご自分とご家族の皆さんを見直してみては?・・・・・。
・人間の体にはいくつかの「シーソー」がある。                 10月
体には、シーソーのような反応をする部位があります。その中の2つを紹介しましょう。
(シーソーとは、片方が上がれば、もう一方は下がるという公園の遊び道具です)
1つ目のシーソーは「頭」と「足」で、足が冷えると、頭が熱くなる反応で、カッカカッカしたり頭を中心に不調が起こります。足が温まると体も温まり頭は冴えてスッキリする反応。皆さん経験はありませんか?
いつも怒りっぽい人は、日常的に足を冷やしているんでしょうね。
もう一つのシーソーは「ミゾオチ」と「丹田(オヘソの少し下)」の関係で、ストレス等でイライラしたり心配事などがあるとミゾオチが硬くなって呼吸が浅くなり、丹田に力がなくなり弛緩してしまいます。
こうなると眠りも浅くなり、仕事や日常生活にも支障が出かねません。
実は、ガンは「酸素」と「熱」が大嫌いなんですね。
だから、足を冷やしたり呼吸が浅くなるような生活をしてはいけません。
健康に過ごす方法は簡単。「靴下」を履き(寒い時期は2枚)、「丹田呼吸(腹式呼吸)」で横隔膜を動かす大きく深い呼吸をすればOK。ストレスの原因までは、どうにもしてあげられないので各自で処理して・・・。
 ・いらん事やをするから、いらん事になる。不自然な事をするから不自然な事になる。 9月
二宮整体の基本は、いらんことや不自然な事をせず、あるがままが一番という考え方です。
人間は慢性的に、悪いもの(ガン等)を作る傾向がある。そもそも無かった悪い物を作る元々の原因は、何度も言ってる通り、冷え・食べ過ぎ・精神的なストレスですが、いらん事や不自然な事が健康的に生きる邪魔をしているように思えます。
いらん事とは、薬(予防接種・風邪薬・解熱剤等)、抗がん剤や放射線等の治療は,傷口に塩を塗り込むように思うし人間の免疫力をダメにしそう。ガンの人も基礎体温を36.5度以上に保てば好転しますよ。不自然な事とは、サプリメントのように不足しがちな栄養素を人工的に作ったもの。必要な栄養素は、手を抜かずにちゃんと食べ物から摂ればいい。太陽や土や水のエネルギーをいっぱい含んだものが体には一番だよね。
現代人は、たくさんの情報の中で色々な選択肢を持っています。
あなたは、何をどう選んで生きて行きますか?・・・。
・心臓は3つある!                              8月
心臓は血液の循環に欠かせないのはご存知の通りですが、3つもある事は知ってました?
先日、一杯飲みながらテレビを見ていたら、「心臓は3つある」と言ってましたよ・・・。
1つは胸の少し左側に、二つ目はご存知の方も多いかも知れませんが「足のふくらはぎ」、第三の心臓は「深呼吸」だそうです。 私たち整体師は、丹田呼吸(腹式呼吸)を指導していますので納得です。
以前からここで言っていますが、「ガンは熱と酸素に弱い」わけだから、第三の心臓を使うことはガンにも効果があるということになる。時間やお金もかからないわけだから使わない手はないよね。
腹式呼吸ができない人は、まず仰向けに寝て、両手をおへその上に置き、123でお腹を膨らませて息を大きく吸い、4で止めて、5678910でゆっくり息を吐いていきます。
これが出来るようになれば、座っていても出来るし、常に腹式呼吸で生活できますよ。ガンバッテ!!
 ・皆さん薬を飲み過ぎているのでは?                      7月
私は下痢止めの薬を年間で2~3回飲みますが、それ以外の薬は久しく飲んだ記憶がありません。
仕事が休みの日ば、腹具合が悪くても薬は飲まず、悪い物は早く出してしまうよう心掛けています。
薬を飲めば、その分「免疫力」が失われることを知っているからです。
整体で来られる人にお聞きすると、平均で3~4種類、多い人は7~10種類の薬を飲んでますね。
主食より多いんじゃあないかと思うほどです・・・。 肝臓、腎臓も疲れてしまうよね。
薬を飲み過ぎの人は、その副作用で体調を壊し、またさらに薬を処方されるという悪循環を繰り返してるんですね。
お医者さんも、現在処方している薬を把握していても、症状を聞けば、また薬を出すのでは・・・? 同じ症状の薬を複数飲まされているのをよく見ます。
たくさん薬を飲んでる人には、お医者さんに、今飲んでる薬の一覧表を見せて、「減らせる薬はないですか?」と聞いた方がいいですよ、と言うようにしています。
だって、複数の持病があっても、4種類以上の薬を出す医者は「ヤブ・・」だと聞いてますよ。
 ・自律神経が正常に働くことがとても重要                    6月
先日テレビを見ていたら「人間の血管は毛細血管が中心で、その長さは地球を2周半する」らしく、自律神経は血管の長さの数倍も長いとのことでした。そして自律神経の中でも健康的に生きていくには副交感神経が重要で、「横隔膜呼吸」で息を吐くことでそれをUPさせることが出来ると言っていましたよ。
 整体的にも、その点では同じで「丹田呼吸(腹式呼吸)」により、息を吐く時に副交感神経が優位になると考えています。小腸で免疫の70%ほどが得れれるとも言われています。お腹で呼吸をすることは免疫力を高め、自律神経を調整し、脳内ホルモンを作る事にもつながり最高の健康法だよね。
 また、二宮整体では「いらんことをするから、いらんことになる。不自然なことをするから不自然なことになる」と考えます。 いらん薬やいらんサプリメントを摂るから、体がぎくしゃくするんだよね。
自分の体が持っている力を信じて、好きなもの(体が欲しがっているもの)を食べ、好きなことをし、あるがままに生きると、最高の健康が得られると思うけど・・・・・。
 ・あなたは心臓をどう守る?                          5月
私の師匠は「心臓の悪い人は、朝早く起きて体を動かしなさい」と言われます。
要は、寝ている状態では心臓だけで血液を体内くまなく送らなければいけませんが、体を動かすことで筋肉が血液を送る手助けをしてくれる訳ですね。
先日、「ガッテン」だったか?見ていたら、「狭心症や心不全の人は、ちょっとしんどい(心臓が少しバクバクいうような)負荷のかかる運動や筋トレをする方が、「スーパーミトコンドリア」が心筋の中で作られて、それらの病気の防止になる」と言ってたよ。
NHKは民間放送局とは違って、スポンサーを気にすることなく番組を作れるんだから、
こういう自己の治癒力を出せるような内容をドンドンやって欲しいですね。
薬が(新薬)どうのこうのという話はウンザリですよね・・・。
・あなたのアキレス腱は?                           4月
あなたのアキレス腱、左右はどちらかが太く硬直していませんか?アキレス腱はもともと硬い物ですが、弾力があるのが良いとされています。自分では確認しにくいので、仰向けになって20cmほどを誰かにチェックしてもらうといいですね。
右の方が太く硬直している人は、寝つきは良くないが眠りの深いタイプで、脳溢血に注意が必要な人。
左   〃     〃       、寝つきは良いが眠りが浅いタイプで、ガンに注意!
これは、体の右側が副交感神経系で、色気・食い気・眠り等に関係が深く、体の左側は交感神経系で、やる気・緊張・ストレス等が深く関係するためだと考えます。
硬直している場合は、「輸気」をし、緊張を緩めてあげる(仰向けで)ことで予防になります。
あなたのアキレス腱は・・・。
・あなたの寝室は?                              3月
あなたの寝室は、広いですか狭いですか? ドアは開けたままですか閉めて寝ますか?
広くない寝室で、入口を閉め切ったまま朝まで寝るのはどうかと思います。
呼吸によって自分の吐き出した二酸化炭素を、再度肺に吸い戻して、体の中に酸素が不足して、肺はもとより、脳や心臓に負担がかかり健康的ではないと思いませんか。寝室が少々広くても、ドアや障子は開けっ放しが良いと思いますよ。
それから、眠れない人や眠りの浅い人へ一言。
寝つきが悪い・眠れない・熟睡できないという人は、原因は個々にあると思いますが、体に共通するのは
アキレス腱とミゾオチが硬いことです。
私の手が届かない人は、自分でそこを緩める工夫をしてみてください・・・。
・やっぱり「輸気」ってすごい。                        2月
私たちは操法の中で、必ずと言って良いほど、両手の掌で胸椎10番という部位を輸気します。
そこには副腎と腎臓があります。
腎臓の上にチョコンと座っている小さな「エボシ」のような臓器が副腎で、50以上のホルモンを作ると言われています。 その中でも最近注目されているのが「DHEA(若返りホルモン)」のようです。
そのホルモンには次のような働きがあることが分かってきました。
①免疫力UP ②筋肉力UP・ダイエット効果 ③血圧・血糖値の調整 ④精神の安定 ⑤記憶力UP
⑥性ホルモンUP ⑦更年期・骨粗鬆症予防
整体を受けている人は、元気で若々しい理由が良く分かりますよね。   整体は全てが「輸気」ですから。
ボキボキ言わせたり、ゴリゴリ押したり、ゴシゴシ揉んだりしない「二宮整体」は本当にすごいと思います・・・。
明けましておめでとうございます。                     1月
・今も昔も「腰痛」に悩まされている人が多いですね。 腰痛は二足歩行の副産物でしょうか?
12月に、テレビで腰痛についての番組を2つ見ました。1つはNHK,もう1つは民放でした。
NHKでは「寝返り」の回数が少ない人は腰痛になりやすく、一晩で25回は寝返りが必要と言ってたよ。
民法では「コルセット」をするか「手術」が有効で、自分で出来る事は「猫体操」や「机の上に足を垂らした状態で寝る」でした。皆さんどうする?
でも救われたことに、最近の医学はだんだん分かってきて「安静にする」と言わなかったことです。
単に腰痛といっても、5種類くらいに分けられるんですね。
うちの師匠は「寝腰(朝起床時の腰痛)は、100%運動不足が原因」と言っておられます。
私もそう思いますし「腰痛は骨や神経が問題なのではなく、それらを取り巻いている筋肉の問題」と考えます。そういう意味では、NHKの番組のお医者さんに軍配を上げますね。
うちでは、その腰痛に合った操法をした後、腰痛を緩和する体操を指導します。痛みは「生きてる証拠」。
SOSを出しながらその部位を修理(工事)しているんですよねー。
次に限界がきて次の痛みが出るまで、一旦痛みを緩解してあげるのが私の仕事だなと考えてます・・。