・ 「免疫力」守れそう?                           12月
先月、朝のテレビ番組で「風邪を引いた時に抗生物質は不要」と言ってましたが見ましたか?
将来、ガンで死ぬ人より抗生耐性菌で亡くなる人の方が多くなるんだって。 菌も一生懸命生き延びて、抗生物質に打ち勝つのが増えているんですね。 ゴキブリが冷蔵庫でも生きていけるのと同じ?
この事は、二宮整体では20年前からず~と言ってきたことです。
風邪は菌ではなくウィルスだから、抗生物質を飲む事は意味がなく大事な体の免疫力を失うことになるんですね(腸の中がおかしくなる)。
これまで私は、お医者さんが風邪引きの時に抗生物質を出すのは、万が一に患者さんが肺炎でも起こされたら困るから、護身の為に処方していると思っていましたが、本当は患者側が要求していると聞いてショックを受けました。
この事は、単に抗生物質だけに限ったことではなく、薬全般に言えますよね。長く飲んで良い薬なんてごく僅かなんです。
二宮整体では「いらんことをすると、いらんことになる」が基本です。
また、もう一つ気になる事は、将来日本人はハシカ・おたふく風邪・水ぼうそう・風しん等を体験しなくなるのかな!!
 ・今年は「風邪」とどう付き合いますか?                   11月
私達整体師の風邪に対する考え方と言えば、故野口先生の「風邪の効用」という本の中に書かれている通りに過ごしますが、皆さんは毎年風邪とどう付き合っていますか?
本書では、「風邪は治すものではなく、経過するもので、体の「交通整理」のようなものだ
と言っています。もう少し少しご紹介すると、
・風邪自体が治療行為で、鈍った体に対する特効薬で、風邪を引けば、ガンや脳溢血になり にくくなる。
・「クシャミ」は1回ごとに偏り疲労している部分を調整している。
・風邪はうつるものではないし、引くべき体の状態だから引く。引けばもうけもの。 等々。
とても40年近く前に亡くなった人が書いた本とはとても思えないと言うか、現代人こそ参考にすべき内容が盛りだくさんだと思います。熱は下げず、咳や下痢は止めず、自然に体をリフレッシュすることが大切なんですね。
風邪については、以前も「ひとりごと」を言ってます。去年の12月分も見てね。
インフルエンザは、健康に過ごすための最高の特効薬みたいですよ。
それでは、いい風邪を引いてくださいね。
・秋 ~ 冬への注意点                             10月
昔から「食欲の秋」とは良く聞きますよね。 では、なぜ秋になると食欲が増すのでしょうか?
それは、体が「冷える」ことで尿酸が胃酸に変化しやすくなり、胃酸が増えることで食欲が増すようで、外気温と関係が深いそうです。
また、これからの季節は日照時間がだんだん短くなってきますよね。
ある調査によると、地球上で緯度の高い所(日照時間が短い)に住んでいる人は、体内にビタミンDが少なくガンになりやすいそうで、ビタミンDとガンは関係があるんですね。ビタミンDと言えばカルシウムですが、確かにカルシウムはガン化する細胞を防ぐし、
LDL(悪玉)を減らすと聞いています。そしてキノコ類は天日に干すとビタミンDが増えるそうで、その中でも干し椎茸(通常は機械干し)も数時間天日干しするとビタミンDの含有量が数倍はね上がるようです。8月に「ガンは熱と酸素が嫌い」と言いましたが、
私たちの整体は「体を冷やさない」ことを第一に考え、冷えを取ることを徹底して実行しています。
こういうメカニズムを理解して、お日様と仲良くすると、
「鬼に金棒」ですよね。   また食べ過ぎにも注意しましょうね!
 ・健康診断」にご用心!                            9月
あなたが薬を飲み始めたきっかけは何ですか?
薬を飲むようになったきっかけは「健康診断で数値を指摘され飲み始め、今もずっと飲んでいる」という人がほとんどではないですか。
その多くは、血圧・コレステロール・骨密度・血糖値等々の数値を指摘され薬漬けにされ捕まってしまったのでは・・・。
長い人生、時には薬が必要な時があるかも知れませんが、長くても1週間程度で薬から離れたいものです。
その為には、異常な数値を出している原因を探し、生活を改善させることをやらなければいけません。
まったく自覚症状がないのに検診で「胃ガン」と告げられ、胃を全摘出、抗ガン剤であっと言う間に亡くなった人を知っています。
何もしなければ、もう少し長く生きられたのでは・・・と思います。
問題は、症状を出している原因をほったらかしにして、薬を飲んでいると薬を処理する「肝臓」と「腎臓」が疲弊してしまいますよね。気をつけましょう!
 ・ガンは熱と酸素が嫌い                            8月
風邪を引いて病院に行った際「熱を下げましょうか?」と言われたことはありませんか?
以前は、熱があると自動的に「解熱剤」が出されていましたが、最近は「発熱することが免疫を高める」ということが分かって来て、ガン予防の有効性が周知されてきたので聞くんだなと思います。
(靴下を履いて、常日頃から体を冷やさない事もガンの予防に有効です)
もう一つの「酸素」ですが、何と言っても「腹式呼吸」が有効です。
お腹で呼吸することで、たくさんの酸素を取り込めるだけでなく、息を吐く時に「副交感神経」が免疫を上げ、横隔膜を大きく動かすことで内臓全般が活性化されます。
実際問題として、お医者さんに「ガンです」と告知されたら、気が動転し冷静な判断なんてできないとは思いますが、まずは免疫力をUPさせることを考え、実行してみてガンの「自然退縮」を試みても良いのでは・・・。
免疫力UPには、他にもいくつかありますが、熱と酸素は効果が大きいと思います。
 ・骨粗しょう症                                7月
最近、骨粗しょう症の薬を服用している人を多く見かけませんか?
私がいつも言っている「いらん事をするから、いらん事になる」の一つに、この骨粗しょう症の薬も当てはまります。 この薬を長期間服用すると、将来、歯医者で「抜歯」が必要になった場合、歯が抜けなくなり大手術になるようです。骨粗しょう症は、骨密度とカルシウムが大事というのは一昔前の話で、
現在は   骨の強さ = 骨量(骨密度) + 骨質  の時代です。
自分の「骨」を守るため、次の事に注意して生活しましょう。
①太陽と仲良くする(日光を浴びて体をビタミンDに傾ける。干し椎茸のようなビタミンDの食べ物も必要)
②カルシウムを摂る。
 ゴマ・小魚・小松菜(緑の濃い野菜類)・サバ缶・煮干し・干しエビ等。
③骨質を上げる。
 骨質を上げるには、ビタミンB6・12の多い食べ物を食べると良い。
 ニンニク・ゴマ・パセリ・米・バナナ・まぐろの赤身・レバー・さんま・いわし・貝類全般等。
④股関節・ヒザ・足首等の関節に負荷のかかる運動をすると良い。

米宇宙飛行士のような、太陽を浴びず、関節に負荷がかからないような生活は骨をもろくしてしまいます。
化学で作られた薬物ではなく、自然のあるがままが大切だと思いませんか。
 ・発熱と食欲不振                               6月
4月は空腹の必要性について、ひとりごとを言いましたが、こんな事を聞いたことはありませんか?
「病気になった時の一番の薬は、発熱と食欲不振」だと。
世の中の常識は、熱が出るような病気をしたら、「美味しいもの」をいっぱい食べ「解熱剤」で熱を冷ます。ですよね。  
でもそれでは回復するまで時間が掛かったり、回復しても不完全燃焼する為、何となく体がスッキリしていないのでは・・・・・。
名前は忘れましたが、ドイツのある有名なお医者さんが次のように言ったそうです。
「世界には2人の偉い医者がいる。1人は食欲不振、もう1人は発熱だ」と。
私もその考えには賛成で、世界のお医者さんと私たちの整体では、案外共通点が多いかも!。
私たちの整体では、「いらんことをでず、体がどうしたいのかを良く聞いてあげて不要なものを一掃するのが一番」と考えます。  是非、試してみて・・・。
 ・4月~9月の抜歯は避けた方が良い?                    5月
我々の整体では、夏場の抜歯は避けた方が良いと言っています。 なぜか?
骨盤の開く夏場の季節に抜歯をすると、「打撲」としての症状が残ることがある。と考えるからです。
詳しいメカニズムまでは分かりませんが、そのように言い継がれてきています。
また、人間は慢性的に(知らない間に)悪いものを作っていく傾向があります。その原因は、いつも言っていますが「冷え」「食べ過ぎ」「精神的ストレス」で、その3悪の中で「最大の悪」は「冷え」だと私は思っています。冷えは冬場だけでなく、この夏場が年間を通して要注意です。
ストレスはついては、ご自分でチェックしてみてください。また、たくさん食べられるのは、鈍りの異常です。
夏場は、ウナギや焼き肉もいいですが、日本の食文化である「ソーメン」や「冷麦」「お茶漬け」もお忘れなく・・・。
 ・空腹が寿命を延す?                             4月
「食べ過ぎは病気の原因の一つ」と言うのは、私が以前から何度も言ってますが、最近たまたまテレビを見ていたら似たようなことを言ってましたよ!
サーチェイン遺伝子(長寿遺伝子)というのが空腹時に体内で発生し、細胞を新しいものに変え、ミトコンドリアを増やし寿命を延すんだって。なるほど、人類の歴史では満腹より飢餓の時期の方が長かったでしょうから生き延びる為に、そういう遺伝子が引き継がれていっても不思議ではないですね。
1回の食事の量が多いと、次に食べるまでに空腹を感じられないかも・・・。
それとは別に注意しなければいけないのは、「体を老化させる焦げ(AGE)」や、ストレス、睡眠の質、抗酸化食品等が大きく影響しているんだとか。
また、深呼吸(腹式呼吸)がセロトニン(幸せホルモン)も長寿に関係するのはご存知の通り。
今日から、空腹感を意識して感じてみようかな。
それと、この時期は「花冷え」という季節ですので、冷えには十分ご注意を・・・。
 ・血液とリンパの流れはガンに関係している?                  3月
血液とリンパが、ガンに関係しているとお考えの人は多いでしょう。私もそう思います。
私たちの整体の操法の1つに、足の3指(中指)と4指(薬指)の間、そしてその4指も必ず輸気し、冷えの解消や血液の流れを良くします(ガンの方には特に念入りに)。
指先は毛細血管が密集し、また動脈と静脈が入れ替わる所なので、栄養を届け老廃物を受け取る大変重要な働きをしています。その部分を調整することは、末端の血液の流れに大きく関係し、健康に大きくかかわってくるわけです。
二宮先生は、「よくぞ、この指を「薬指」と言ったもんだ」とおっしゃっていました。
また、最近「サーチュイン細胞(長寿遺伝子)」のことをマスコミが取り上げていますね。空腹感が必要なんだって。
我々がずっと言っているガンになる2番目の原因の「食べ過ぎ」とも共通する・・・?
案外、現代医学と我々の考えと共通することが多いのかも・・・・・。
 ・腎臓は寿命と関係が深いようだ                       2月
昨年から、NHKが7回に分けて放映中の「人体の巨大ネットワーク」という番組見てます?
今ちょっと話題になっている、京大の山中教授とタモリが司会をしていますが、大変興味部下く見ています。
第1集目は「腎臓」に付いてでしたが、腎臓は血液の支配(管理)者であり、各臓器間の要だそうです。
1日に180ℓ(1.8ℓのペットボトル100個分)の血液を通過させ、何を再吸収し血液に戻すか各臓器と
コミュニケーションを取りながら仕事をしているんだから驚きですよね。
ちなみに、その各臓器のおもなものは、甲状腺・副甲状腺・脳・胃・心臓・骨・腸・肝臓・肺だそうです。
そしてNHK良く言った、と感心したのは「薬は弱った腎臓に最後の一撃を下す場合がある。だから、
いらない(余分な)薬は飲まないで腎臓を守るべき」だって。NHKもなかなかのもんだね。
我々整体師も、この腎臓がある部位は重要なので必ず調整(輸気)するようにしています。
皆さんも、薬には気をつけて内臓のキャプテンである「腎臓」を大切にしましょうね・・・。
明けましておめでとうございます。                      1月
これまで「ひとりごと」を掲載してきましたが、画面が金魚の糞みたいになって来ましたので、年度ごとに整理してみました。
・不覚にも「帯状疱疹」にかかってしまいました。
師走も押し迫った12月中旬に帯状疱疹が出てしまいました。そんなにガンバッテ仕事をしたいたわけでもないのに、何かの原因で免疫力を落としていたんでしょうね。そこで帯状疱疹について少しお話しましょう。
子供の頃「水疱瘡」を殆どの人が経験しているでしょうが、治ってもこのウィルスは神経の奥深くに隠れていて一生存在するんです。全体の80%の人は何ともないのですが、20%程の人が再発するんですね。
「パンドラの箱」を開けるようなものです。
1週間、仕事やお酒から離れ、思わぬリフレッシュが出来て良かったかな? 2018年度もガンバルゾー・・・。。